たぶん…きっと…

ある日職場の上司を好きになってそれから転げ落ちていくかの様に出会い系で出会って…出会って…出会って…何処まで行くんだろう?

チューチュートレイン

『ご馳走様でした!』

その頃にはちゃんと目を見て話しが出来る様になっていました。


居酒屋は2階だったのでエレベーター使わないで階段で降りていきました。


『はい』って、手を出してきて

『階段危ないでしょー』って繋ぎました。


『ありがとう、お姉さんだから足元おぼつかないで転んじゃうねー』って私も繋ぎ返しました。


それがアキラ君のスイッチ入っちゃったのかな。


階段は螺旋階段になってて上からか下からか兎に角人が来ないと外からは見えません。


『ゴメン、酔っちゃった』

と、言ってチュー。

私からじゃ無いよ、言っておくけど。アキラ君カラダヨ!あざとい女じゃ無いよ!笑


あのね、このチュー忘れられないぐらい強烈だった!

アキラ君、今までチューした人の中で断トツ1番。


チューして離して目を見てまたチュー

この繰り返し。チューは上手いわ、カッコいいのに気取ってないし。直ぐに落ちちゃいました!


『ちょい、ちょい、電車無くなっちゃう!』

と言って、残念だけどチューはお終い。


駅に向かって歩いてて、駅に着いて

バイバーイ!って、だけど、初めて会ったのに離れるの寂しいなぁ〜みたいな事をたぶん言った気がするなー

そしたら、アキラくん一緒に私の最寄り駅まで電車に乗って着いて来ちゃった!

終電数本前で車内は数人だけだから

ココでもチュー。

ホント、シラフで乗っててこんな熟年馬鹿ップルが居たらドン引きダヨね。